『対戦をする時はまず個体値、努力値、技を確認した後、もう一度個体値、努力値、技を確認しなければならない』
by.マスターランクトウタ=ツマデニ70世
(〜2022年12月7日没)
マスターランクまで70戦を行いその間に弱いと罵り続けたユキノオーが0Vなのがマスターランク到達後に発覚し、処刑された。
彼は死に際に「え?めっちゃ強かったハリテヤマ努力値無振りだったの?」と言い残し処刑されたと言われている。
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ハロー、読者の諸君。
ボクはタコこのブログを編集している。
本日は冒頭とはまったく関係のない構築の話をしていく。
ここには哀れなユキノオーやドドゲザンも居ないしハリテヤマの努力値は振られている。
今日の主役はケッキング
150-160-100-95-65-100の圧倒的ステータスと引き換えに特性:なまけの効果で2ターンに1回しか動けないという制約がある。
では、なまけから解き放たれたケッキングならどうだろうか。
と言うわけで本日はケッキングをなまけから解き放っていこうと思う。
本日の構築
というわけで「スキルスワップ」を使いケッキングを怠けから解き放っていこうと思う。
基本的な動きとしてはケッキングにチャーレムでスキルスワップ→ケッキングにヨガパワー(攻撃2倍)を渡して敵を粉砕する。
この時、怠けを得たチャーレムを盤面から退場させるためにテラスタル地面地震を使う。
この時のヨガパワーを得たテラスタル地震はアイテム補正込みでダブルダメージで無振りガブリアスが倒せる。
等倍ではほぼ受けきれないと思っていい。
チャーレムが倒れた後ろから有効なポケモンを出してヨガパワーケッキングと3体目で制圧するという形を取る。
個体解説
ケッキング@柔らかい砂
なまけ
テラスタル じめん
いじっぱり
225-233(252)-120-103-117(252)-120(4)
のしかかり ふいうち
じしん まもる
今回のエース
初手スキスワヨガパワー地震で盤面の掃除を行い適切に不意打ちとのしかかりを振って大暴れするポケモン。
決まればほぼ勝てる強力なポケモンに変身する。スキルスワップが通らないと無職が出来上がってしまう。とてもピーキーなポケモンだった。
初手地震が決まった図
ヨガパワー
ようき
167(252)-80-95-72-108(100)-132(156)
とびひざげり しねんのずつき
スキルスワップ 手助け
ヨガの伝道師
特殊は眼鏡ゴールドラッシュを上一つ以外は耐える。
決まるなら怠けるを受け取って退場してもらう役割がある。
次のターン怠けるがもし残ったらスキスワでなまけを押し付けることができるかもしれない。
一度だけそういうことがあった。
マスカーニャ@ものまねハーブ
しんりょく
テラスタル 草
ようき
151-162(252)-90-90-90-192(252)
トリックフラワー はたき落とす
スキルスワップ まもる
寿司屋閉店ポケモン
現状新ポケモンの中で1番ファンアートが多いと思われるポケモン。Twitterで見ない日は無い。
流石にケッキングでも重いシャリタツ+ヘイラッシャを対策するために生まれた。
ケッキングでチャーレムを退場させて後ろから投げて対面の合体をものまねハーブでコピーしてスキルスワップで天然を奪い取り残りのポケモンを全員叩き潰す全能力+2の天然マスカーニャの出来上がりである。
ものまねハーブが相手の上昇時のみしか発動しない難しさを抱えているがケッキングの地震によりチャーレムが退場するので着地タイミングがとても測りやすい。
そもそも専用技とはたき落とすがとても強いのでヘイラッシャなどが居なくても活躍できる。
とても使いやすいポケモンだった。
端数の努力値については不手際で振れていない。
ハリテヤマ@火炎玉
こんじょう
テラスタル フェアリー
いじっぱり
220(4)-189(252)-80-54-112(252)-70
出来ることが詰め込まれたポケモン
チャーレムが落ちた後に出して猫騙しを行いケッキングが1体撃破→火炎玉で火傷して根性インファイトでもう一体持って行く役割のポケモン
テラスタルフェアリーについてはサザンの流星群、ガブリアスのドラクロなどを無効化して龍技以外が全て全体技になりがちな上記の2体を動かないようにすることが出来るためフェアリー
根性インファイト、全体技ケアのワイドガードなどとても幅広く活躍してくれた。
グレンアルマ@特性ガード
もらいび
テラスタル くさ
ひかえめ
160-72-120-194(252)-101(4)-127(252)
ねっぷう サイコキネシス
現状トリルへのほぼ最適解のポケモン
このポケモンについてはあまり語ることがない。
ここまで読んでいる人はこのグレンアルマの強さがわかっているはずだ。
トリックルームへの回答がなかったため歪みを押し付けられたポケモンなのだがトリル無しでも動けるようにCS、追い風への切り返しとしてトリルの二つとなってる。
普通のポケモン。
ドドゲザン@命の玉
そうだいしょう
テラスタル あく
207(252)-205(252)-140-72-105-71(4)
ドゲザン アイアンヘッド
ふいうち まもる
トップ見てますか!
総大将ドドゲザンはこうやって使うんですよ!
なにか聞こえたかもしれないがおそらくは気のせいだろう。
技、努力値は一般的であるが特性の総大将に疑問がある人も多いはずだが今回はケッキング、チャーレムで初手は投げて後ろからハリテヤマやマスカーニャの3体目を出し盤面を荒らした後最後に投げてほぼタイマン状態の敵を刈り取るため確実にバフが乗る総大将となっている。
実際負けん気ドドゲザンが濃厚な異常先発に威嚇を出さないように牽制するだけでいいし、そもそもクリアチャームの出現、威嚇ポケモンの種類の少なさから威嚇自体が環境から減っているためこうなった。
実際ランク変動ではない数字の上昇は強いし本人自体がとても強力なスペックをしていたためこの型で問題なかった。
選出
基本としては
ケッキング+チャーレム
最後にドドゲザンがベースになる。
優先度としては猫騙しで1ターン行動ターンを増やせるハリテヤマが基本だ。
裏択として
チャーレムケッキングをそもそも出さない
戦績
26戦 18勝8敗
だいたいこの辺りの順位まで伸びた。
この構築をレンタルした友人は241位まで上げたと報告が上がっているためまだまだ開拓自体は可能だと思う。
感想だがケッキングが決まれば勝ち、決まらなかったらほぼ負けの構築となっていた。
怠けなければケッキングはやはり強かった。
他のポケモンも相当使いやすいと思っていたがグレンアルマだけが採用理由が微妙になっており納得がいっていない。
また鬼火ウィンディなどが相当辛かった。
スキスワが決まる相手を見極める必要がある構築ためそこにも気をつけなければならない。
まだイエッサングレンアルマにはスキスワから入ってもバレていないかもしれない。
一応言わせてもらうが筆者は不利構築などはかなり割り切っている。『○○』に勝てないでしょ!などは「そうです!勝てません!」の精神でやっている。
もし使う人がいた場合は負けたら割り切って次に行って欲しい。
さて、ここまで書いたがそろそろ眠くなってきたので布団に入ろうと思う。
もし、これに刺激を受けて新しいアイデアが浮かんだら是非構築を作ってみて欲しい。私はこの構築を回してる時とても楽しかった。
…さらばだ
自由な 読者たちよ!
ボン・ボヤージュ!